済州島4・3事件を考える会
−65周年記念連続学習会 第3回−
『済州島四・三事件と分断国家の成り立ち』
2013年3月16日(土) 午後1時半〜午後4時
明治大学リバティタワー15F 1154教室
資料代:500円
■東アジアの平和、民主、統一の原点■
1948年は朝鮮半島にとって大きな節目となった年であった。この年の四月三日が済州島四・三蜂起の日であったことは言うまでもない。そして8月15日の大韓民国の樹立、9月9日の朝鮮民主主義人民共和国の樹立。それら分断国家の樹立と済州島四・三事件が切っても切れない関係性を持つことも言うまでもない。ところが、これらの事実は、歴史的に検証されてこず、また同時に突き詰めて討論されることもなかった。現在の東アジアの人権、民主主義、南北の統一、アメリカ極東戦略、さらには日韓、日中、韓中の抱える問題を考える上で、原点ともなるだろう。
【講師】
◆ 基調講演:林 哲(LIM, Chol)
1976年東京大学大学院社会学研究科国際関係論博士課程単位取得修了。1983年津田塾大学学芸学部国際関係学科助教授。現在、津田塾大学 学芸学部 教授。主な著書に「国際関係学による『場』としての東アジア」
大島美穂・加納弘勝編『「国際化する」地域研究』(文化書房博文社2009年)、共著『「在日」から考える20世紀を生きた朝鮮人 』(大和書房1998年)、訳書に徐仲錫『現代朝鮮の悲劇の指導者たち』(明石書店2007年、共訳)、ブルース・カミングス『朝鮮戦争の起源』1・2上・2下(明石書店2012年、共訳)など。
◆ コメンテーター:文京洙(MUN, GyongSu)
1980年法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了。現在、立命館大学国際関係学部教授。1988年〜1998年まで「済州島四・三事件の考える会」会長。主な著書に『済州島現代史―公共圏の死滅と再生』(新幹社2005年)、『韓国現代史』(岩波新書2005年)、『済州島四・三事件』(平凡社2008年)、『危機の時代の市民活動』(東方出版2012年、共編)など。
−65周年記念連続学習会 第2回−
『済州島四・三事件と江汀(カンジョン)海軍基地問題 入門編』
2013年2月9日 文京区民センター 3-A会議室
13時半〜17時
参加費800円
講師:李ヤ京(立教大学非常勤講師)
ゲスト:金志修(テキスタイルデザイナー。「私が出会った江汀」)
上映映画:「JAM DOCU 江汀」(ヤン・ドンギュ監督/2011年作品)他。
|
【過去の記念事業】
■四・三事件 55周年記念事業(2003年)
■四・三事件 56周年記念事業(2004年)
■四・三事件 57周年記念事業(2005年)
■四・三事件 58周年記念事業(2006年)
■四・三事件 59周年記念事業(2007年)
■四・三事件 60周年記念事業(2008年)
★60周年事前学習会(東京)★
■四・三事件 62周年記念事業(2010年)
■四・三事件 63周年記念事業(2011年)
■四・三事件 64周年記念事業(2012年)
■四・三事件 64周年大阪(2012年)
■■ リンク ■■
■耽羅研究会
<韓国語サイト>
■四・三研究所
■ノリペ・ハルラサン
■済州特別自治道庁
■済民日報
■漢拏日報
済州島 Cheju Jeju 4・3 四・三
|
|