耽羅研究会
第2回・済州島研究国際学術シンポジウム/2004
*第2回シンポジウムは無事終了しました。 ご協力ありがとうございます。
●ご挨拶●
アンニョンハシムニカ。
耽羅研究会は1985年に創立され、今年で20年を迎えます。 振り返れば、ここまで研究会を続けられたのも、ひとえに日頃の皆さまからのご協力とご声援の賜物と、運営委員一同、改めて深く感謝しております。
その間耽羅研究会では、故郷・済州島について、その歴史や伝統文化に関わる様ざまなことを学びながら、会誌『済州島』・「耽羅研究通信」や耽羅叢書(済州島の秀れた著作)などの発刊をはじめ、日本における済州研究文献資料の蒐集、済州島研究者らとの交流を通じて、日本のなかで済州島に関心を寄せる方々との輪を拡げてまいりました。
時には苦しいこともありましたが、「継続は力なり」を支えに、'済州学'の発展に多少とも寄与したいと願い、またこれからも、勤しんでいきたいと念じております。
一方、日本での済州島研究熱も年ごとに高まり、今日では済州島研究のスペシャリストが生まれています。さらに色々な分野で済州島熱は高まり、その裾野が一層広がる傾向です。
このような状況のなかで当会では、20周年にあたる今年の秋、5年前の第1回に続き、「第2回済州島研究国際学術シンポジウム/2004」を、済州島で開催することにしました。
幸い済州市の漢拏日報社のご理解が得られ、その準備が着々と進められています。
今回は特に、済州島を東アジアの"要石"と位置付け、「済州島から見る'済州歴史と周辺地域との交流'」を統一テーマに取り上げました。殊に記念講演としては、姜在彦先生と李哲先生の済州歴史にまつわるお話が、予定されております。
最新の済州島研究成果発表の場をとおして、内外の研究者が集い、済州の人びととの交流が深められ、新しい済州歴史の1ページが明らかにされることを期待してやみません。
またこの機会に、「済州歴史遺跡探訪ツァー」も、企画してみました。済州島歴史の現場を、一緒に歩いてみませんか。
下記のように、ご案内いたします。
そして、この趣旨に賛同され、ご支援をいただけますなら幸甚です。 なお、詳細な問い合せ等は、事務局までご連絡ください。
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記
◇日時:2004年10月15日(金)〜16日(土)
◇場所:済州市の施設
◇歴史遺跡探訪ツアーは10月17日(日)実施(別途費用)
2004年8月吉日
耽羅研究会 運営委員一同 事務局:金民柱・梁聖宗・高二三
TEL:03−5689−0407 FAX:03−5689−2988
<お願い> 賛助金を募っています。ご協力いただけますなら幸いに存じます。
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